Nキラーwithメガチルタリス
トリプルで蔓延しているニンフィア。
このポケモンをなんとワンキルできる神ポケモンが存在するらしい。
Nキラーとは?
この通りNキラーこそ最強のポケモンである。
たぶさんの構築にはメガポケモンがいないが、今回私は組ませるのに一番いいポケモンを発掘した。
そう
メガチルタリス
である。
ORASから新登場したメガ進化ポケモンであるメガチルタリスはメガ進化の際に
ドラゴン/ひこう → ドラゴン/フェアリー
とタイプが変わる面白いポケモンである。
トリプル環境においてメジャーなポケモンの中でメガチルタリスが苦手なポケモンを挙げると
ここまで読んでいただけるともう私が言いたいことはわかるでしょう。
こいつらにNキラーは強いm9(^∀゜)
という訳で、メガ進化でフェアリースキンという強い特性を貰いながらも、ニンフィアの存在がデカすぎて全く使用者がいないメガチルタリス構築について語っていきたいと思います。
◎パーティー構築にあたって
今回の軸はNキラーとメガチルタリス。Sは両方ともそこそこの速さなので、今回はS操作として追い風を使っていきます。苦手なポケモンを倒してから、詰め筋にメガチルタリスを据える、もしくはメガチルタリスのハイパーボイスで削って他でとどめを刺すというのが理想。
各ポケモンの採用理由はおおまかに、
・威嚇枠
メガガルーラなどの強力な物理ポケモンを牽制するための枠。今回は無難にランドロスを採用。
・フェアリー受け
今の環境では必須級の役割であるフェアリー受け。
パーティーにフェアリー半減2枚は欲しいところですが、今回はメガポケモンのメガチルタリスがフェアリー弱点なので3枚採用。
・対フェアリー打点
Nキラーかギルガルドのどちらかが場にいればニンフィアを牽制できる。
・炎打点
Nキラーとメガチルタリスがモロバレルに打点がないため炎打点は必須。
フェアリーに打点のある鋼タイプも持っているヒードランを採用しない理由は、地震の一貫性ができてしまうためである(そのための浮遊)。
・対鋼打点
主にエースのメガチルタリスが打点のないギルガルドやヒードランへの打点。特にギルガルドは相手のトリックルーム要員に対して高打点を持てるのも強い。
・ワイドガード要員
ハイパーボイスはもちろんのこと、メガチルタリスのタイプが変わって地震の一貫性もできてしまうのでハリテヤマにもワイドガード採用。
・猫騙し要員
Sは遅いがmove猫騙しもできるため。
・S操作要員
パーティーのメンツがカツカツなので、メガチルタリスに追い風を採用。
・叩きへの何かしらの解答
ジョンテラキは落とせなくて対策としては怪しいものの牽制の意味で。
といったところ。
◎構築詳細
ポケモン | 特性 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 |
---|---|---|---|---|---|---|
Nキラー | クリアボディ | こだわりハチマキ | どくづき | たきのぼり | はたきおとす | しんぴのまもり |
メガチルタリス | フェアリースキン | チルタリスナイト | ハイパーボイス | おいかぜ | はねやすめ | まもる |
ハリテヤマ | あついしぼう | ラムのみ | インファイト | はたきおとす | ねこだまし | ワイドガード |
ヒートロトム | ふゆう | ぼうじんゴーグル | オーバーヒート | 10まんボルト | おにび | ひかりのかべ |
ランドロス | いかく | こだわりスカーフ | じしん | いわなだれ | ばかぢから | とんぼがえり |
ギルガルド | バトルスイッチ | きあいのタスキ | シャドーボール | ラスターカノン | ワイドガード | キングシールド |
配分等。
◆Nキラー@こだわりハチマキ <クリアボディ> いじっぱり
157(12)-134(252)-92(52)-*-141(4)-144(188)
どくづき たきのぼり はたきおとす しんぴのまもり
・調整はたぶログ参照
・メガボーマンダのスキンすてみタックル耐えのニンフィア(191-108)には31.3%の乱数
◆メガチルタリス@チルタリスナイト <ノーてんき→フェアリースキン> ひかえめ
175(196)-*-114(28)-103(28)-135(76)-123(180) → 175(196)-*-134(28)-147(28)-135(76)-123(180)
ハイパーボイス はねやすめ/かえんほうしゃ おいかぜ まもる
・準速キリキザン(122)抜き
配分については要検討。このままだと火力がなさすぎた(^A゜)
223(28)-187(236)-84(28)-*-107(212)-57
・H198-B129ヒードランがA187インファイトで確定1発
・A1段階downA146ファイアローのプレートブレイブバードを高乱数耐え
◆ランドロス(れいじゅうフォルム)@こだわりスカーフ <いかく> いじっぱり
173(68)-203(156)-117(52)-*-101(4)-140(228)
じしん いわなだれ ばかぢから とんぼかえり
・A1段階upしたA194キリキザンの珠不意打ち最高乱数以外耐え
◆ヒートロトム@ぼうじんゴーグルorオボンのみ <ふゆう> ずぶとい
156(244)-*-143(24)-125-128(4)-136(236)
10まんボルト オーバーヒート おにび ひかりのかべ/よこどり/めざめるパワーこおり
・Sラインが速めのが欲しかったので、流用個体のA194メガガルーラのおやこありすてみタックルをオボン込みで確定耐えの個体
136(4)-*-70-222(252)-70-112(252) ⇄ 136(4)-*-170-112(252)-170-112(252)
シャドーボール ラスターカノン ワイドガード キングシールド
・準速
◎感想
・初手でNキラーとニンフィアが対面しても結局守るか引くかのどちらかなので、後続にも通りやすい(ドランやガルドバックがあり得るので)たきのぼりやはたきおとすの方をうちたくなった。
・そもそもNキラーの火力がなさすぎて弱かった。
・予想通りトリパには相当頑張らないとキツかった。
・結局一度もニンフィアを必殺の突きで倒せなかった(^A゜)
・必殺の突きでパラセクトをワンキルした(^∀゜)
fin
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◎あとがき
第五世代の頃はラティオスのジュエルりゅうせいぐんが強かったのですが、それを耐える調整をすれば仕事はできました。さらに言えば、トルネロスのジュエルアクロバットのようにラティオスを簡単に縛る手段(もちろんラティオス側も耐える調整をしているなんてこともありましたが)もありました。
ところが今のトリプルの環境だと仮にニンフィアに対してDを厚くしてもメガガルーラの強力な物理技にやられてしまうなんていうことが多々あります。つまり、環境を支配しているポケモンが強すぎるのでそれメタるためにはそれ相応の強いポケモンを使わなければならず、結局みんな決まったポケモンを使うしかなくなって環境が動かなくなってしまっている、というのが現状です。
ちなみにダークホールが使えるドーブルはみんなから嫌われていますが、仮にダークホールが禁止になると今度はガチトリパを組むのがめちゃくちゃ厳しくなるというデメリットも発生します。初手で安定してトリルを決めるのはダークホールドーブルが必須となってしまっているから(相手にダクホ、猫騙し、moveのどれをするかの択を迫れるのが強いため)です。
ORASで過去産のポケモンが使えなくなって準伝厳選地獄になった上に、それを超えても結局こういう環境が待っているのではプレイ人口が減っても妥当かな〜と思います。
第五世代はドラゴン、特殊技、格闘タイプが強かったので第六世代ではそれをメタるために、フェアリータイプの登場、一部特殊技の威力downみたいなことが行われたので、次の世代ではフェアリーの弱体化は間違いないですね。個人的には毒タイプが強くなって欲しいですかね(^毒ロトムなど゜)
というわけで同じポケモンばっかりで飽きたワイはORASから登場したメガチルタリスを使ってみたわけですが、このポケモンは想像通り全くといっていいほど環境に刺さってなかったので、自分の使ってみたいポケモンを試すにはフレンドファイトでいいと思いました(^みんなもやろう゜)