私は使うよ、噴火ドラン/^∀゜\

シューターは復活するんだ!

トリプルにおけるmove論

トリプル特有の動きであるmoveについて、シューターバトラーの私が書いていきます(^∀゜)

この科目の単位数は2単位で、試験はトリプルレートに潜ること、もしくは友達とトリプルフレンドファイトをすることです。

 

 

〜はじめに〜
今回の記事は初心者に向けて上から目線で教えてやるよというわけではなく(そんな実力もないけど)、現在トリプルバトルで遊んでいる人たちも含めてみんなでプレイングの質を高めていこうという趣旨であることを断っておきます。すなわち議論は大歓迎です(^∀゜)
 
 
1.moveとは?
 
 
 
  moveとはトリプルバトルにおいて、右端と左端のポケモンが自分の行動回数を消費することで真ん中へ動くことです。
ex)左端ポケモンは右へmove、右端のポケモンは左にmove
行動順番はそのポケモンの素早さに依存します。この際、行動はしていない扱いになるので、猫騙し、畳替えしなどの場に初めて出てきた場合のみ使用可能な技は使用可能、守る→move→守るは2連守る扱いになるといった特徴があります。
加えて、右端or左端のポケモンがわるあがき状態(攻撃技を持ってないポケモンが挑発をされた場合)にある場合はmoveコマンドを押すことができません。「たたかう」を押すとそのまま行動を消費してしまい取り消しが効かないので注意しましょう。
どういうときにmoveを使うかは後で書いていきます。
 
以下において便宜上、
右端or左端のmoveすることができるポケモンをmoveするポケモン
真ん中のmoveすることができないポケモンをmoveされるポケモン
と表現する場合があることを述べておきます。
 
 
 
 
2.moveの種類
トリプルバトルをしていて見かけるmoveの種類(意図)について。分類方法は完全に主観なので異論やこれがないぞ?っていうのはあると思います。
 
 
 
①行動させたい隣のポケモンを守るためのmove
 
 
ex)トリックルーム下、端クレセリア、真ん中ヒードラン、相手にもヒードランがいるとき、クレセリアでmoveしながら相手のドランの大地の力をスカし、こちらの大地の力で相手のドランを縛りにいく。
 
トリプルバトルに慣れるとおそらく1番選択肢として思いつきやすい選択肢なので、トリプルにおいて最も行われているであろうmove。
moveされる側のポケモンの攻撃を通したり、moveされる側とする側両方の耐性で相手の攻撃を受けたりするという隣のポケモンを考えた立ち回りだからです。
 
但し、このmoveは上級者にはある種当然の選択肢として意識されている場合(例で出した立ち回りはクレセドランのテンプレmove)も多いので、多用は禁物ですね。
 
( ˘⊖˘)。o(読まれたらしゃーない程度ぐらいに...)
 
 
ちなみにこのmoveはトリプルバトルの醍醐味で第三者から見ると非常に上手いプレイングのように見えます。しかし、「見た目の立ち回りの上手さ≠強さ」がトリプルバトルです。不一致でも全体技による負荷をかけて泥臭く戦っていくというやり方もあるということを念頭に置いておきましょう(^∀゜)
 
 
 
②高速ポケモン(スカーフ持ちなど)でmoveすることで真ん中のポケモンの行動保障をするためのmove(戦術的move)
 
 
ex)端にスカーフサザンドラ、真ん中にゲンガーでサザンドラがmoveしながらゲンガーが身代わりを残す。
端にスカーフドーブル、真ん中にトリル役でドーブル猫騙しやダークホールを警戒させながらmoveをしてトリルを決める。この場合、ブルンゲルは縛られている場合が多い。
 
 
①と基本的にやりたいこと同じですが、特有の戦術なので分けました。
この立ち回りはある種テンプレの立ち回りで、メガゲンガースタンやガチトリパでよく用いられます。知らないと1手でアドバンテージをとられてしまうので、よく覚えておきましょう(^∀゜)
特にメガゲンガーとスカーフサザンドラの相性は抜群で、ゲンガー方向に飛んでくる効果抜群の技を全て受け切れるのが強いので、メガゲンガースタンではよく用いられるギミックです。
 
 
猫騙し温存のmove
 
 
相手に自分のポケモンより速い猫騙ポケモンがいる場合に有効な手。次のターンで有利に持ち込むため、ランドロスなどでとんぼ返りして有利対面を作っていくのがオススメ。但し、このmoveは初手でニンフィアなどの強力な全体技を通されそうな場合(受け切れない場合)には危ない手ですね。
 
 
 
④後続を出す場所を調整するためのmove
 
ex)端にいるランドロスを真ん中にmoveさせ、次のターンとんぼがえりから真ん中にニンフィアなどの強力な全体技を使うポケモンをくり出す。
 
 
数手先まで見越してゲームメイクをする際のmove。上級者向けだと思っています。
 
 
⑤様子見move
 
ex)スカーフポケモンで技を拘りたくない場合のmove
 
有利対面で相手の交換先を見てから技を拘りたい場合などに使われますが、特に有効ではないことも多そう()
 
 
⑥巻き込み全体技で拘ってしまい、味方にダメージを与えたくない場合の守るmove
 
ex)ヒードランランドロス(スカーフ地震で拘っている)、サンダーと並んでいるとき、ドラン守る、ランド地震、サンダーmove
 
浮いているポケモンが少なく地震が打ちにくいパーティーで起こりがちなmove。例のように上手く浮いているポケモンの隣へ持っていければいいですけど、だいたいは上手くいかない模様()
 
 
⑦ダブルmove
 
ex)左端のポケモンを右端に持っていきたい場合
 
決まったら超爽快なmove。但し、場にいる3匹の素早さを完璧に把握しないと思った場所にmove出かなかったり、相手の攻撃を受けれなかったりするので注意が必要ですね。
 
 
 
 
3.いつ使うのか?
長々述べましたけど、いつ使うんだよ?っていう人は多いと思います(^∀゜;;)
②、③のような戦術的にmoveを用いる場合、構築としてそもそもmoveを使ってゲームメイクをしていく場合を除いて、個人的には基本的にmoveは多用しない方がいいと思います。なぜならば、①のようなmoveは決定的な場面で使うことの方が有効に決まることが多いからです。moveを多用する立ち回りをしていると、その人の立ち回りの癖として読まれやすくなってしまうのもあります(それを逆手に取るというのもありますが)。
moveの使い方については上級者の配信やBVを見て学ぶのもいいですが、実際にレートやフレンドファイトしてみるのは1番いいと思います(^投げやり゜)
 
 
 
4.相手のmove読みについて
トリプルバトルは他のルールと比べて「相手に何をされても大丈夫な行動」を比較的取りやすく、またそれが重要となってくるルールです。そのため基本的には、「move読みをした立ち回りをして仮にmoveされなくても相手に有利を取られない」場合にmove読みをするべきだと考えています。
 
 
というのは建前で、相手の行動を読まずに役割遂行技をしているだけで勝てる場合は楽ですが、相手も上級者だとそう上手くはいかない場合も多いのでこちらが不利な状況での1点読みもアリだと思っています。
 
 
今後また追記していきます(^∀゜)