ゲンガークレセドランinスイッチトリパ
シーズン3のトリプルレート、フレ戦、トリプルチーム戦などで使用。
ポケムーバーが解禁されて以降、特性フェアリースキンのハイパーボイスという高火力全体技をぶっ放してくるニンフィア(拘りメガネ持ち)、メガサーナイトが大量発生しました。ドラゴンが無効であるフェアリータイプはXYが発売されてから非常に優遇されており、今まで環境の頂点にいたラティオスの存在を完全に消してしまった程です。
このフェアリータイプを許さない初手として、このゲンガークレセドランという初手という初手を思いついたので構築を組んでみました。
この初手を思いつく少し前のシーズン2終了間際に、ノオーブルンではないメガユキノオー構築を使ってみたくなったので、てるるんさんのメガユキノオー入りスイッチトリパ構築(http://terurunn.hatenablog.jp/entry/2014/02/19/172346)をコピーして使っていました。構成を見た時から思っていたのですが、ファイアローのブレバで縛られるメガユキノオーも壁を貼れば強いということに気付きました。
( ˘⊖˘)。o(だったら私好みのメガクチートでいいじゃん!?)
となり、壁要員以外の残り1匹はお決まりのカポエラーを入れて完成しました。この並びを別の方が使ってレート2000を記録していたみたいですが、そちらの方はどちらかというとトリル寄りとのことでした。なのでパクリという訳ではありませんが、同じ並びに行き着くということはそれなりに強い並びということですね。
以下詳細。
◆ヒードラン@食べ残し <貰い火> 控え目
実数値:193-*-137-182-127-108
努力値:212-84-124-4-84
火炎放射 大地の力 ラスターカノン 守る
・大地の力でH197-D126ヒードラン確定1発
もしくは、
実数値:192-*-127-176-127-125
努力値:204-0-4-76-4-220
こちらはチーム戦で使用。
・最速バンギラス抜き
・壁込みで、C200ヒードランの大地の力確定耐え
前者は結構気に入っている(た)配分。現在はおそらくけたぐりメガガルーラの方が多いので、B方面に対してはほとんど意味のない調整になってしまいました。
ほとんど前者で使っていましたが、S100〜110のラインだとクレセのこごかぜを2回いれないと高速ポケモンの上を取れないので、チーム戦ではのぶひとスタンに代表される追い風メガガルーラ構築と当たったときを想定してあえてこちらを使用。ロトムの粘土が準速キリキザンにはたき落とされてしまうので、キザンを縛るためにS125個体を使ったというのもあります。
技構成は、守るは入れるとして、命中不安&ワイガで防がれる熱風はクソなので火炎放射採用。壁を生かして相手のドランを狩るために大地の力。
そして最後の一枠は一般的には身代わりですが、調子に乗ってるフェアリータイプを許さないためにラスターカノンを採用。身代わりという技は、有利対面(に見える)のときに積極的に使いたくなりますが、相手がこっちに有効打を隠し持っているor集中で身代わり破壊&本体が殴られる、ということが多々ある(というか私がよくやる)ので、個人的には諸刃の剣だと思っています。ただ、最速ドランで身代わり→カポインファイトでD↓で落としにいく&みがまもは強いので、こればっかりは構築と使用者の得意とする立ち回りに依りますね。
持ち物は壁を生かして居座るので食べ残し。正直壁採用でドランを採用するなら、噴火ドランより詰め筋として機能する食べ残し型の方が強いです。
( ˘⊖˘)。o(ちなみにヒードランはガストレア認定されました)
◆ゲンガー@気合いのタスキ <浮遊> 臆病
実数値:
努力値:4-0-0-252-0-252
シャドーボール ヘドロ爆弾 挑発 守る
今回のコンセプトその2。
現環境において猫騙しの効かない(肝っ玉猫騙しは除く)ゴーストポケモンがとても強いと思うので採用したゲンガー。メガゲンガーでもいいのですが、そうすると強力なトリルアタッカーがいなくなるので今回はタスキ持ち。
メガゲンガー入りスタンは、moveでゲンガーより速いポケモンからゲンガーを守るためにスカーフランドやボルトみたいなポケモンが必要だと考えているのも不採用の理由。
火力が足りないので、クレセの手助けのサポートは必須ですね。
手助けヘドロ爆弾で縛られているのにもかかわらず居座ってくるフェアリー連中がいたので、メガゲンガーでないノーマルゲンガーは舐められるているな〜と思いました。ドランと対峙したら絶対引くのに(´◔‿ゝ◔`)
◆クレセリア@ラムの実 <浮遊> 図太い
実数値:223-*-180-99-158-107
努力値:220-0-188-36-60-12
・A172メガクチートのじゃれつくを高乱数2耐え
・A194親子愛メガガルーラの捨て身タックルが109〜130(オボン込みで2耐え)、猫騙しが37〜45
(・C182ラティオスの手助け眼鏡流星群最高乱数以外耐え)
てるるんさんの配分と同じもの。この構築を考えた当時はメガクチートもそれなりにいたので、自分で考えたのとほぼ同じ耐久ラインだったのもあり拝借させて頂きました。
結局壁を貼るのもあり、耐久について脆いと思ったことは一度もないので正解だと思います。ただ、一つ難点と言えばSで、ヒードランのところでも述べたようにこごかぜを2回しないとほとんどのポケモンを抜けないのが難点。
この構築は物理対策を威嚇2枚&Sのそこまで速くない水ロトムの壁に依存しているため、メガガルーラ+負けん気入りの構築が辛く(勝てない訳ではない)、このクレセリアもBよりの配分を採用。流行のニンフィア対策のスキスワクレセなら穏やか推奨でしょう。
実数値:157-150-105-*-75-49 → 157-172-145-*-116-49 (メガ進化後)
努力値:252-252-0-0-4-0
じゃれつく 岩雪崩 不意打ち 守る
個人的にガルーラとともにメガ進化ポケの中で特に評価が高いポケモン。
もともと耐性がいいのに、壁を貼ることでさらに詰み性能が上がるのが強いですね。
トリル下でアホみたいな火力で制圧できるので、かなり私好みのポケモン。その代償に、よくじゃれつくや岩雪崩を外します(^∀゜;;;;;;)
結局レート向きじゃないのは命中率90%をメインにしているからかもしれませんね。
( ˘⊖˘)。o(Aggronで詰む!?)
◆水ロトム@光の粘土/オボンの実 <浮遊> 図太い/臆病
実数値:157-*-165-131-131-107
努力値:252-0-180-44-28-4
ハイドロポンプ 10万ボルト 光の壁 リフレクター/横取り
横取り入りなら臆病HSオボン推奨。その場合ドランは遅くてOK。
・光の壁込みで、C特化フェアリースキンニンフィアのダブルダメージハイパーボイス確定3発
・A237メガバンギラスの噛み砕く確定3発
・オボン込みだとA194メガガルーラの猫騙し&捨て身タックル確定耐え
天敵のラティオスが環境にほとんどいないため動きやすくなったポケモン。こちらもてるるんさんの配分と同じもの。自分用に計算し直したところ、耐久ラインに不満がないためそのまま使いました。
◆カポエラー@カゴの実/オボンの実など <威嚇> 慎重
実数値:157-128-132-*-145-92
努力値:252-100-132-0-12-4
・C182眼鏡トゲキッスのダブルダメージマジカルシャイン確定耐え
・無振りカポエラー抜き抜き
ダクホドーブルに対しての対策が、ゲンガーの挑発、クレセのラムこごかぜと完全とは言えないのでカゴ持ち。最悪裏から投げて、猫騙しで縛りにいける。スカーフドーブルの対策を切って耐久をとるならオボンでもいい感じ(スカーフドーブルはゲンガーで止められない)。
性格が慎重でSもほとんど振っていないのは、この構築はゲンガーもいる都合上初手で猫騙しを別に受けてもいいので、カポの同速ゲーを気にしなくてもよいからです。後投げする機会も多いのでこの選択は間違っていなかったと思います。
<選出など>
基本的に、水ロトム、クレセリア、ゲンガーの初手で、壁、こごかぜ展開をして場を整える。こちらが苦手とするポケモンを倒した後、スイッチトリルするなりヒードランで詰ませるなりして勝利を掴みます(b^∀゜)b
フェアリー相手にはゲンガー、クレセリア、ヒードランで。もしくは真ん中ゲンガーも強いと思います。
対トリパは、トリルされてからクレセでトリル返しできそうだったら1ターン目はダメージ蓄積or壁展開。トリル封印してきそうな相手の場合、封印役を手助け込みで落としにいくorメガクチートを出してトリルに便乗していく感じ。
相手にドランがいる時は、水ロトムで壁を貼り、水ロトム、カポエラー、ヒードランのどれか2匹は残しておきたいところ。
<雑感>
XYのこの環境において個人的に結論だと思っている構築。相手にするのが厳しい構築はたくさんありますが、頑張ればなんとかできる思うので勝負は立ち回り次第のパーティーだと思いました。
苦手なものとしては、負けん気(特に持ち物を叩き落としてくるボルトロス)+メガガルーラ(ボルトを先に処理すればいける)、サザンドラ入り(トリル下で落とすか、カポで落とす)、雨(壁トリルでなんとかする)、神秘の守りがないので一応バレル、ヒードランが苦手な対角から殴れるメガカメックスやブロスターなど、ゲンガーでダメージの通りにくい高速ポケモンなど。
<追記>
この構築は、ガルーラバレル(負けん気ボルト)の並びがどうしようもないので、もはや通用しなくなってしまいました。
改良して使うならほぼトリパにして、クレセのこごかぜ→神秘の守り、ドランを噴火ドラン、ロトムを眼鏡ロトムにするかもう一枚トリルアタッカーを入れるといったところでしょう。
やはり環境には勝てなかった(^A゜;;;;;;;;;;;)
<参考BVコーナー(b^∀゜)(V)>
vsジョンさん
VNNG WWWWWWW7 7WYH
命中率 is (^A゜)
vsてるるんさん
GLKW WWWW WWW7 PPM5
とにかく酷い(^A゜;;;;;;;;;;;;;;;)
vsぷらねさん
D73G WWWW WWW7 TA2G
とても熱いバトル(^∀゜)
最後のは9/16で落ちたそうで、同速ゲーをしかけるよりも高い確率を選んでいたみたいです。